ＪＡあいち豊田が運営する「グリーンステーション三好」（みよし市三好町）で5月8日、「ぶらり・みよし軽トラマルシェ」が開催された。

　みよし市内で作られた野菜、果実、加工品などを地元住民に気軽に販売できる場所を提供することで地産地消を促進し、農産業の活性化を図ろうと、みよし軽トラ市実行委員会が主催する。

　本年度初の開催となった同日、同施設駐車場の一角を利用して行い、8団体が、地元産の野菜をはじめ、五平餅や豆腐、パン、アクセサリーなど、さまざまな商品を販売した。

　地元農家の有志による団体「みよし協働農園の会」が手掛ける「さんさん市場」のブースでは、ジャガイモやスナップエンドウ、リーフレタスなど、朝採りの新鮮な野菜が販売され、店頭に立った生産者が来場者に声を掛けて、会話を楽しみながら商品をアピールした。

　卵農家「夢たまご」のブースでは、人気のシフォンケーキや市内にキャンパスを構える東海学園大学経営学部とコラボレーションした洋菓子「ゆめぴよレーヌ」などを販売。母の日目前ということもあり女性限定で全品50円の割引を行い、親子連れの来場者などが購入していた。

　同マルシェを担当する「みよし市みどりと花のセンター」の深谷さんは、「今日は野菜が少なめだったが、6月、7月は新鮮な野菜が多く並ぶと思うので、ぜひ来場してほしい」と呼び掛ける。

　今後、6月12日と7月10日にも同会場での開催を予定している。