豊田・西山公園(豊田市西山町)のバラ園のバラが現在、見頃を迎えている。
同園は同市中心部から北へ2キロほどの場所に位置し、四季折々の植物を無料で楽しめることから一年を通じて市内外から多くの人が訪れる。中でも「バラ園」は県下有数の規模を誇り、5月12日も早朝から多くの愛好家が訪れ、赤やピンク、白など色とりどりに咲くバラの花を写真に収める姿が見られた。
バラ園は、公園管理の業務に携わるベテラン職員・森田博之さんが手掛けてきたもの。約25年前の入所当初は5、6種類のバラが植栽された小規模なものだったが、当時の所長の「バラ園を愛知県下有数の規模にしたい」という思いに応え、新たな種類の植栽や管理を続け拡張してきた。
歳月を経た現在は、約3000平方メートルの敷地に約600種3500本のバラが咲き誇っている。森田さんは「手掛けてきたバラを多くの人が見てきてくれるのが喜び。今年は雨が多くなりそうなので、一日も早く見に来てほしい。ただ、コロナ禍なので来園する場合は、マスク着用を徹底し、ソーシャルディスタンスを保っての見学してほしい」と話す。
開園時間は9時~17時。月曜休園(祝日除く)。入園無料。駐車場50台(無料)。