「令和5年度 公益財団法人豊田市文化振興財団大会」が6月4日、豊田市民文化会館(豊田市小坂町11)大ホールで行われた。
豊田市文化振興財団大会 文化芸術・青少年育成等に尽力した個人・団体を表彰
豊田市文化振興財団が、「豊田市を中心とした地域の文化芸術の振興と発展に業績を上げた人や将来を嘱望される清新な個人や団体、青少年の健全育成に優れた業績を上げた人」などを表彰するもので、毎年この時期に行っている。
当日は、太田稔彦豊田市長をはじめ、豊田市文化振興財団・小島洋一郎理事長、受賞者など約600人が出席。会に先立ち、太田市長があいさつに立ち、「AIが活躍するこの世の中で、最後に私たちに残るのは、アートとスポーツと生き抜く力だと思う。アートと生き抜く力は、まさにここにいる皆さんのこと。ぜひ、それぞれの世界を子どもたちに開放して一緒に楽しんでいただきたい。それが、この豊田市の子どもたちの未来に間違いなく必要なものだと思う」と話した。
続いて、豊田市を中心に文化芸術や青少年育成などに尽力した個人や団体、合わせて24人と11団体の表彰を行った。表彰は、豊田市の文化・芸術の振興に活躍した人を表彰する「文化表彰」、豊田市の青少年健全育成に貢献した人を表彰する「青少年表彰」、地域に貢献する活動を行った人を表彰する「地域表彰」で、代表者が壇上に上がり、小島理事長から賞状を受け取ると、会場からは温かい拍手が送られた。