豊田市・みよし市・長久手市でケーブルテレビ事業を展開する「ひまわりネットワーク」(豊田市若草町3)が新入学児に向け、「防犯ブザー」を、みよし市に寄贈した。みよし市役所で3月12日、寄贈式が行われた。
同局は、地域の安心・安全への取り組みの一環として、交通事故対策の強化を目的に、2017(平成29)年度から毎年、市内の小学校の新入学児童向けの「防犯ブザー」を同市に寄贈している。
当日は、ひまわりネットワークの堀井敦社長らが市役所を訪れ、増岡潤一郎教育長に防犯ブザー700個の目録を手渡した。
今回寄贈した防犯ブザーは、ランドセルなどに取り付け、登下校時などで危険な目に遭った際、警報音が鳴り周囲に知らせるもの。LEDライトも付いているため懐中電灯代わりに使うこともでき、黄色の本体に同社マスコットキャラクター「ひまわりくん」もあしらい、児童が親しみやすいデザインになってる。
堀井社長は「地元メディアとして地域の安心・安全への取り組みに貢献できればと寄贈した。全国統計によると残念ながら登下校中に怖い目に遭う児童は70人に1人いる。使う機会がないことが望ましいが、もしもの時に役立ててもらい、少しでも安心安全なまちづくりに貢献できれば」と話す。
寄贈を受け、みよし市は同社に感謝の気持ちを伝える感謝状を贈った。
防犯ブザーは近日中に市内の小学校に届けられる予定。同社では同様の取り組みとして、事業エリアの豊田市の新入学児童に対し「交通安全デザインランチョンマット」、長久手市の新入学児童に対し「防犯ブザー」を、それぞれ寄贈する。