豊田スタジアム(豊田市白浜町)で、1月15日、名古屋グランパスが2022年シーズンの新体制を発表した。
名古屋グランパス、2022年シーズン新体制発表会 新スローガンも
初めに、名古屋グランパスの小西工己社長が新チームスローガン「未来へ」を発表し、「栄光と挫折を繰り返してたどり着いた30年目。グランパスファミリーの皆さまと共に紡いできた伝統と誇りを継承し、光輝く未来への道をともに切り開こうという強い願いが込められている」と、スローガンに託した思いを語った。
その後、山口素弘GMが新加入・新人選手の紹介、2022年シーズンの背番号を発表し、ガブリエル・シャビエル選手の退団で空き番号となっていた10番を新たにマテウス選手が背負うことについて、「攻撃にも守備にもパワーがある選手」と説明した。
続いて、2022年シーズンから指揮を執る長谷川健太新監督が登場し、スタジアムの印象や、対戦相手としてのグランパスをどう見ていたか、また先日の記者会見でも話題に上がったチームの攻撃力強化といった話題について話し、「見ている皆さんが熱くなって、試合にのめり込んでもらえるような試合を一試合でも多く見せたい」と、シーズンへの意気込みを語った。
新人選手、新加入選手のお披露目では、登壇した選手が自己紹介し、名古屋グランパスU-18から昇格した吉田温紀選手が「アカデミーから上がった選手がチームの主軸にならないといけないので、そうなれるよう頑張りたい」と、話し、サガン鳥栖から加入した酒井宣福選手は「タイトル獲得に貢献したい。パワフルでダイナミックなプレーが自分の持ち味なので注目してもらいたい」と、アピールした。
最後に、外国籍選手を除く24人の選手がステージに登壇し、稲垣選手が「(今シーズンの目標は)リーグ優勝しかないと思うので、みんなで頑張りましょう」と、呼び掛けると、会場からは大きな拍手が送られた。
今後チームは1月24日~2月6日の日程で、沖縄キャンプに臨み、ホーム開幕戦に備える。