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豊田市民文化会館で「中学生の主張」発表大会 代表生徒が思いを語る

豊田市民文化会館で行われた「第39回豊田市中学生の主張発表大会」の様子。

豊田市民文化会館で行われた「第39回豊田市中学生の主張発表大会」の様子。

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 豊田市民文化会館(豊田市小坂町12)で6月11日、「第39回豊田市中学生の主張発表大会」が行われた。

豊田市民文化会館で「中学生の主張」発表大会

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 これは同大会は、日常生活の中での思いや考え、気づきを、自分の言葉で表現することを通して、中学生に社会の一員としての自覚と行動を促すことを目的に、毎年この時期に開いて行われているもの。

 今回は、「わかち合い、共に生きていく 私が紡ぐ 未来へのストーリー」と題し、市内28校5591人の応募者の中から選ばれた10人が参加し、自分の思いを来場者の前で披露した。

 発表に先立ち、豊田市青少年健全育成推進協議会の都築知己会長があいさつに立ち、「子どもたちの主張、気持ちを聞き、考えを認識することで、会話・コミュニケーションを発展させていく機会にしてもらえれば」と来場者に呼びかけた。

 事前の抽選で決まっためられた順番で登壇した壇上にあがった発表者は「コロナ禍で起こった家庭での話」や「日米での国語教育の違い」「自分らしさとは何か」などのテーマで書き上げた作文を発表。

 中でも、豊田市子ども委員の経験を通して、SDGs(持続可能な開発目標)に着目し、クラスで授業を行った時に感じたことを発表した生徒が「地球規模で考えすぎて、足元が見えなくなってはいけない。  小さな気付きを声にし、それに耳を傾けること、それが中学生にもできること、私たち中学生も大きな力になれる」と、力強くスピーチすると、会場から大きな拍手が起こる場面も見られた。

 発表後に行われた指導講評では、星野 雅子・審査員長が、「皆さんの姿勢や行動が、未来を明るく照らすと感じることができた」と述べ、発表者一人一人ひとりの良いところを伝えた。

 今回、優秀賞に選ばれた5人は、6月30日に行われる西三河地区作文審査会に参加する。

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