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父の日で地元の酒蔵と窯元がコラボ 特別な日本酒とぐい飲みをセット販売

「浦野酒造 」杜氏の新井康裕さんと「喜中窯」窯元で陶芸家の河村喜平さん

「浦野酒造 」杜氏の新井康裕さんと「喜中窯」窯元で陶芸家の河村喜平さん

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 浦野酒造(豊田市四郷町)が喜中窯(平戸橋町)と共同で、「菊石 大吟醸」と陶芸家・河村喜平さん作の「ぐい飲み」がセットになった「父の日ギフト」を数量限定で販売を始めた。

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 これは、地元で活動する異業種同士のつながりで、お互いを知ってもらうきっかけ作りをするとともに、新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい状況が続く中、売り上げ回復の起爆剤になればと今回初めて行うもの。

 喜中窯・窯元の河村喜平さんは1961(昭和36)年、豊田市に陶芸家・河村又次郎の次男として生まれ、4歳まで豊田市で過ごした後、陶芸家であった祖父・喜太郎の急逝により、神奈川県鎌倉市に移住。武蔵野美術大学を卒業後、37歳で現在の喜中窯がある豊田市平戸橋に戻り、作陶活動や陶芸教室を行う傍ら、名古屋市のデパートやアートスペースでの個展を開くなど、精力的に活動している。

 今回セットする日本酒は浦野酒造の「最高級」の日本酒「菊石 大吟醸 720ミリリットル」に父の日の特別なラベルを施したもので、ぐい飲みは一つ一つデザインが異なる一点物。浦野酒造の店頭のみ販売し、購入の際、木箱に入ったぐい飲みの中から先着で好きなものを選ぶことができる。

 この企画を発案した浦野酒造の杜氏・新井康裕さんは「5~6年前から企画していて、今回やっと実現できた。この機会に地元の有名な陶芸家の作品で、地元のお酒を楽しんでほしい」と呼び掛け、河村さんは「コロナ禍で家での時間も長いので、いつもと違う食器を使うことで気分が変わり、また違った味を楽しんでもらえるのでは」と話す。

 価格は6,930円で、父の日の6月20日まで販売。

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