「世界首長誓約/日本」誓約式が6月22日、みよし市役所・市長公室で行われた。
「世界首長誓約/日本」は、持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガスの大幅削減、気候変動の影響への適応に取り組み、持続可能で強靭(きょうじん)な地域づくりを目指し、同時にパリ協定の目標の達成に地域から貢献しようとする自治体の首長が、その旨を誓約するもの。行動計画を策定したうえで、具体的な取り組みを積極的に進めていく「世界気候エネルギー首長誓約」の傘下として立ち上がった国際的な仕組み。
この日の誓約式には、「世界首長誓約/日本」事務局長で名古屋大学の杉山範子特任准教授をはじめ3人が市長公室を訪れた。
始めに、小山祐みよし市長が、この機会が設けられたことへの感謝を伝えた後、みよし市の温室効果ガスの削減率に触れ、大きな取り組みになることに対し、「経済界や市民などの協力の下、みよし市としても、『達成できるかどうか』ではなく『いかに達成していくか』という姿勢で取り組んでいく」とあいさつした。
それを受け、杉山事務局長は「容易ではないチャレンジだが、それ以上の目標に向かって挑戦することに感謝している。このネットワークを最大限利用して、みよし市の取り組みを世界へ発信してほしい」と期待を寄せた。
誓約書への署名の後に設けられた懇談の時間では、和やかな雰囲気の中、気候変動対策や、未来に向けての取り組みについてなど、さまざまな意見交換が行われた。