みよし市の三大夏祭りの幕開けを飾る「三好池まつり」が8月5日、三好池で開催された。
みよし市で「三好池まつり」 ちょうちん舟7艘と水上スターマインが水面彩る
三好池まつりは、同市の発展の礎となった愛知用水の建設・通水に尽力した先人たちと、三好池の豊かな水の恵みに感謝する祭りとして、1988(昭和63)年から毎年この時期に行われている花火大会で、同市の三大夏祭りの一つ。
当日は、市内外から約3万3000人が来場。祭り開始前から浴衣を着て池の周辺を散策する親子や、屋台で購入した商品を食べながら祭りが始まるのを心待ちにする来場者の姿も見られた。
祭りでは、オープニングアトラクションとして三好太鼓のメンバーによる迫力ある太鼓の演奏と、みよしいいじゃん踊り普及会「ODORI MAX(オドリマックス)」のパフォーマンスが披露され、会場を盛り上げた。
小山祐みよし市長が「この三好池まつりの花火は、花火との距離が大変近く迫力がある。ぜひ、みよしの夏を楽しんでいただければ」とあいさつし、花火大会がスタートした。
会場では、1時間ほどかけて色とりどりで鮮やかな花火が約1400発打ち上げられ、花火の途中には、1年の日数「365」と月数の「12」、1日24時間の「24」を合計した401個のちょうちんを飾り付けたちょうちん舟7艘(そう)が池の水面を巡り、幻想的な雰囲気を演出した。
フィナーレでは、池の水面を花火が彩る「水中スターマイン」と夜空に打ち上げられた「スターマイン」がフィナーレを飾り、空と池の花火の共演に来場者は歓声を上げ、盛大な拍手を送るなど、花火大会を楽しんだ。