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スカイホール豊田でボッチャ大会 スポーツ選手・お笑い芸人も参戦

ボッチャ大会の会場の様子

ボッチャ大会の会場の様子

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 「豊田市ボッチャ協会 第3回フレンドリーカップ」が9月15日、スカイホール豊田(豊田市八幡町1)で開催された。

スカイホール豊田でボッチャ大会 スポーツ選手・お笑い芸人も参戦

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 ボッチャは、重度の脳性まひや手足に重度の機能障害を持つ人のためにヨーロッパで考案されたスポーツ。「ジャックボール」と呼ばれる白いボールに、1チーム6個の赤または青のボールを投げたり、蹴ったり、補助器具を使って転がしたりして、ジャックボールに近い球の数を競う競技。

 同協会は、2019年にスカイホール豊田を会場に「第21回 日本ボッチャ選手権」が開催されたことをきっかけに、豊田市におけるボッチャの振興と普及を図ることを目的として設立。2021年11月には多くの市民が参加して設立記念大会が行われ、性別や年齢、障害の有無を超えた市民の交流が図られたことから2022年に初めてフレンドリーカップが開催された。

 3回目となった同大会には、市内外の企業や団体などから90チーム・約270人が出場。大会に先立ち行われた開会式では、同協会の鈴木雅博会長のあいさつや協会役員によるルール説明などが行われ、その後、競技がスタートした。

 競技は3チームのグループごとに8面を使ったリーグ戦で行われ、参加者は声をかけ合い、ジャックボールを目がけて真剣な表情でボールを放ち、同じチームのボールがジャックボールに接近すると、メンバー同士で喜び合う姿が見られた。

 午後の部では、ジャパンラグビーリーグワン所属の「トヨタヴェルブリッツ」やトヨタ自動車硬式野球部「レッドクルーザーズ」の選手をはじめ、地元ケーブルテレビ局の番組「進め!豊田少年家族」に出演している土屋敏男プロデューサーやお笑い芸人らがゲストとして出場。一般出場チームと対戦し、ボッチャを通じて幅広い世代が障害の有無に関係なく親睦を深めた。

 エフエムとよた「キンヨルラジオ」に出演していることがきっかけで、今回初めてボッチャ大会に出場したお笑いコンビ「ビッシャビシャカラス」の木下さんと加納さんは、「練習とは全然違った」と悔しそうに話し、「楽しかった。次は勝ちたい」と来年の大会でのリベンジを誓った。

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