豊田市ならではの魅力を体験するイベント「とよたまちさとミライ塾＋（プラス）」の一環で8月21日・22日の2日間、豊田市・みよし市を放送エリアとするコミュニティーFM「エフエムとよた（愛称＝ラジオ・ラブィート）」（豊田市若草町3）で「ラブィートカルチャー倶楽部」と題した講座が開かれた。

とよたまちさとミライ塾+「ラブィートカルチャー倶楽部　おたかづけ＆クリーニング講座」

　「とよたまちさとミライ塾＋」は、豊田市の都市部や農山村部のさまざまな地域資源を題材に体験型プログラムを企画・運営する学びの場として、観光を担う人材の発掘・育成を進めると共に、多くの人に豊田市の魅力を体感してもらう事業として2014（平成26）年から開催している。事前登録した市民自らがパートナーとしてプログラムを提供し、参加者が体験することで豊田の魅力を知り、地域資源を創作するきっかけとなることを目的としている。

　同局では21日、整理収納アドバイザーの資格を持つ同局パーソナリティー・後藤ゆかさんと、地元でクリーニング事業を手掛けるホームドライ（豊田市堤町）の社員が講師を務める「おかたづけ＆クリーニング講座」を開講。30～50代の男女が参加し、部屋を整理する上でポイントとなる点や服についたシミの取り方などを学んだ。

　翌22日には、パーソナリティーから伝えるコツを学び、地元の魅力を伝えるラジオCM作りに挑戦する「CMづくり体験講座」を開講。豊田市出身・在住の同局パーソナリティーMOMOCOさんと地元の魅力について語りながら、それぞれの目線でCM作りに取り組んだ。参加者からは、「ラジオの裏側を知ることができて楽しかった」「地元の魅力を伝えることの大切さを実感した」などの声も聞かれ、地元のコミュニティーFMを身近に感じている様子がうかがえた。

　「とよたまちさとミライ塾＋」の受講希望者は、公式ホームページなどで予約を受け付けている。9月25日～10月31日開催のプログラムは9月4日から、予約を受け付ける。