柳川瀬(やながわせ)公園をはじめ、高岡運動広場や加茂川公園など市内6カ所の市営テニスコートで9月25日、豊田市テニス協会による「おいでんテニスデー美化活動」が行われた。
豊田市テニス協会設立 40周年を記念し「おいでんテニスデー美化活動」
日本テニス協会などテニス関連団体は、「テニスの楽しさ、面白さをさらに多くの人たちに広めて、健康で明るく生き甲斐ある社会づくりに寄与したい」という目的で、9月23日(秋分の日)を「テニスの日」と定めている。
市の協会では、会員が所属する多くの事業所が祝日に稼働していることから、2001(平成13)年から「おいでんテニスデー」と題して、「テニスの日」付近の週末に、会員に限定せず一般も参加できるイベントを開催。今年は協会設立から40周年を迎えたことから、これまで活動を支援してきた人や協会の運営に携わってきた関係者、新しい生活様式の中でもテニスができる環境に感謝の意を込めて、協会の役員や会員らが、普段から協会が主催するテニス教室や大会などで使っている市内6カ所の市営テニスコートで美化活動を行った。
このうち、市内南部畝部東町(うねべひがしまち)の柳川瀬公園テニスコートでは、協会役員や会員ら62人が参加。クレーコートのような弾性があり、吸水性が良く、人工芝が傷まないよう砂が敷き詰められている6面のコートで、風や雨などでコートの外側に流されてたまった砂を集め、再びコートに戻した後、「レーキ」と呼ばれるステンレス製のT字状の道具で砂をならすなどの整備を行った。
豊田市テニス協会の成瀬剛史理事長は「テニスコートがあり、きれいに整備されていることに感謝する目的で今回、美化活動を行った。コートやネットの状態などの細かな整備はテニスをプレーする人でないと分からない。プレーするだけでなくテニスに関わる様々なことを知ってもらう機会になれば」と期待を込める。