平戸橋公園(豊田市平戸橋町)一帯で4月2日、「平戸橋桜まつり2022」が開催された。
豊田・勘八峡周辺で「平戸橋桜まつり」 満開の桜の下でダンス発表や和太鼓演奏も
同園一帯は勘八峡(かんぱちきょう)と呼ばれ、1927(昭和2)年には愛知県の新十名所の一つに選ばれ、春の桜、秋の紅葉の県内有数の景勝地として多くの人に親しまれている。毎年この時季には、平戸橋いこいの広場をメイン会場に、豊田市民芸館、民芸の森、前田公園で、多くの人に桜を楽しんでもらおうと「平戸橋桜まつり」が開かれている。
26回目を迎えた今年は満開の桜が咲き誇り、会場には地元住民を中心に多くの人が訪れ、キッチンカーで販売されている唐揚げ、フランクフルト、焼きそばなどを食べながら、さまざまな催しを楽しむ姿が見られた。
中でも、いこいの広場の野外ステージでは、地域のダンススクールの生徒によるヒップホップダンスや中学生による太鼓の演奏、地元・杜若高校の吹奏楽部・女子ダンス部など、子どもたちのパフォーマンスが数多く披露され、写真や動画に収めようとカメラを構える保護者でテージ前は盛り上がりを見せた。
このほか、テニスコートには子ども向けのストラックアウトやキックターゲットなどのゲームコーナー、民芸館では陶芸や絞り染めなどを体験できるコーナーやお茶を楽しめる場所もあり、来場者は春の訪れを思い思いに楽しんでいた。