チャリティーランイベント「WINGS FOR LIFE WORLD RUN」が5月8日、豊田スタジアム(豊田市千石町7)で開催され、約150人のランナーが快走した。
豊田スタジアムで世界同時チャリティーラン ランナーが夜のスタジアム快走
同大会は、脊髄損傷の治療研究を支援する非営利団体「WINGS FOR LIFE 財団」が主催する世界規模で開催されるチャリティーランイベント。スマートフォンアプリを使うことで、世界昼夜問わず同じタイミングで開いているもので、参加者は「キャッチカー」と呼ばれる移動するフィニッシュラインに追いつかれるまで、できるだけ長く走るユニークな形式でレースが行われた。
日本では札幌、新潟、東京、大阪など6会場で開催。愛知県では、豊田スタジアムのピッチ周りや外周にコースが設けられた。
当日は、同市内にキャンパス(スポーツ科学部)を構える中京大学の学生をはじめ、滋賀や大阪など遠方からの市民ランナーら約150人が参加。同スタジアム横の矢作川河川敷で花火が打ち上げられる中、20時に世界同時スタートし、大型ビジョンで世界各地のレースの模様が中継で映し出される中、ランナーは自分のペースで夜のスタジアムを駆け抜けた。
大会運営を手がけるレッドブル・ジャパンの田口結惟さんは「愛知初の大会で豊田スタジアムを会場に、地域密着の取り組みとして行えたことがうれしい」と笑顔で話す。