豊田市下山地区で6月18日・19日の2日間、「豊田しもやまラリー2022」が開催された。
同大会は、ラリーで豊田市を盛り上げるとともに、全国から訪れるドライバーやチーム関係者に、 豊田市に宿泊し、食事や入浴などの利用をしてもらうことで、地域の魅力をアピールし活性化に貢献しようと、「モンテカルロ オートスポーツクラブ」(長久手市)が主催し、豊田市が後援して開かれた。
初日はラリーに使われる道路のテスト走行、2日目は「スペシャルステージ」と呼ばれるラリー競技を行い、55チームがエントリーした。
2日目の19日には、巴ヶ丘小学校(大桑町)下の広場でセレモニアルスタートが行われ、ラリーカーを一目見ようと市内外から大勢のモータースポーツファンが訪れる中、太田稔彦・豊田市長の合図とともに競技がスタートした。
会場には大型ビジョンカーも登場し、スタート地点の様子や選手が操る車が猛スピードで急カーブを曲がっていく様子などが現役選手による解説付きで映し出されると、来場者がフラッグを振りながら応援していた。
併せて下山中学校と大沼小学校の児童・生徒が、各校で行われたラリー教室のお礼として作成した勝田貴元選手を模した紙粘土とレゴブロックを展示したほか、下山地区の土産品を販売するなどして、 会場は終始にぎわいを見せていた。