トヨタ生活協同組合(豊栄町、愛称「メグリア」)と共同で開発・商品化したコラボ恵方巻きの試作・お披露目会が1月16日、愛知県立猿投農林高校(豊田市井上町)で行われた。
猿投農林高生らが考案した「恵方巻き」限定販売 メグリアとコラボ開発
今回の商品開発は、卒業生がメグリアへ就職したことがきっかけとなり、メグリア商品部が課外活動支援として実施してきたもので、今年で8回目。
同校では7月から特別授業の中で、生活科学科アグリフード研修班の3年生18人が同部職員と共にメニューを企画し、商品の絵コンテを作成。試作や試食を重ね、2つのメニューが選ばれ商品化が決まった。
「贅沢(ぜいたく)海鮮恵方巻」を考案した成瀬みくにさんは「甘エビ、サーモン、卵など、どの世代の人でも食べやすいよう具材を選んだ。8種類の具材をふんだんに使ったぜいたくな恵方巻きを食べて笑顔になってほしいと話す。
鶏そぼろ、フライドポテト、ニンジンをカレー風味の酢飯で巻いた「カレー香る洋風恵方巻」を考案した西川琴葉さんは「子どもから大人まで幅広い世代に愛されるカレーを使ってみようとメニューを考えた。ちょっと雰囲気が違う恵方巻きを楽しんでもらえれば」と話す。
同様の取り組みは豊田東高校(御立町11)でも行われ、同校とは「カラフル開運恵方巻」「こってり?!さっぱり?!てりたまロール(レモン風味)」を商品化した
これら4品のコラボ恵方巻きは現在、メグリアの大型店12店舗で、数量限定で予約販売している。価格は、ハーフ=429円、1本=842円。1月30日まで予約を受け付ける。