豊田市わがまちアスリートの三木拓也選手に10月4日、「豊田市スポーツ栄誉賞」が贈られた。
豊田市スポーツ栄誉賞は、スポーツ分野における国際大会・国内大会で優秀な成績を収め、豊田市の名声を高めるとともに、市民に感動と明るい希望を与えた豊田市に縁の深い個人・団体に贈られる。
今回、豊田市わがまちアスリートで、パリ2024パラリンピック競技大会の車いすテニス男子ダブルスで銀メダルを獲得したトヨタ自動車所属の三木選手に豊田市スポーツ栄誉賞が贈られた。
豊田市役所で行われた贈呈式では、はじめに豊田市内の自動車部品製造業の研磨技術を生かして開発された「タンブラー」、豊田市の特産品である「梨」が贈られたあと、豊田市スポーツ栄誉賞の表彰状が太田稔彦豊田市長から手渡された。
歓談の時間では、三木選手が「1万5000人の前で豊田市のパワーを見せつけることができた。パラスポーツのファン獲得にもつながり、手応えを感じられた」と大会を振り返った。
太田市長からペアの小田凱人(おだときと)選手についてや、普段の生活でのリラックス方法について質問されると、「小田選手は若さがあふれる感じで、楽しんで競技に取り組んでいる。乗り越えなければならない壁もあるが、彼らしく上っていってほしい」「旅行に出かけて、好きな写真を撮っている時がテニスを忘れてリラックスできる」と答えた。