みよし市文化センター=サンアート(みよし市三好町)で1月9日、「令和4年 みよし市成人式」が行われた。
みよし市の2021年11月26日現在の新成人は男女合わせて794人で、当日、振り袖や羽織はかまで華やかに着飾った新成人が会場に集まり、はたちの門出を祝った。
式典は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、午前の部に北中・三好丘中学校区、午後の部に三好中・南中学校区に分かれて行われた。
式典の冒頭、小山祐・みよし市長があいさつに立ち、「これから皆さんの人生の中で、何が正しいのか分からず悩むこともあると思う。皆さんが判断に悩んだとき、迷った時にはぜひ挑戦をしてほしい挑戦して失敗する後悔よりも、挑戦しなかった後悔の方が、大きく残る。仮に失敗したとしても、それは皆さんの人生にとって必ず大きな糧となるので、失敗を恐れず挑戦し、自分の可能性を信じて取り組んでほしい」と激励の言葉を贈った。
続く「新成人誓いの言葉」では、みよし市立北中学校出身の工藤峻平さんが代表として登壇し、両親や恩師、地域の人々への感謝の言葉やコロナ禍で思い知った「当たり前の生活」の貴重さなどについて話した後、「これから私たちは大人として、今まで以上に自分の言動に責任を持ち、周りの人への感謝の気持ちを忘れず、人のため、自分のために精いっぱい努力していきます。みよし市出身の成人として恥じないように、これから精進していくことを誓います」と、成人としての決意を述べた。
式典の終盤、小・中学校で世話になった恩師からのメッセージ動画がステージ上のスクリーンに映し出されると、新成人たちは、久しぶりに見る恩師の姿に驚きの声を上げたり、近くの席の友人と昔話に花を咲かせていた。