豊田市稲武地区で現在、「いなぶ旧暦のひな祭り2022」が開かれており、稲武交流館や町なかの商店などでは、土びな、御殿びなをはじめ、バラエティ―に富んだひな人形が展示されている。
豊田・稲武で「いなぶ旧暦のひな祭り」 ステイホームの様子を変わりびなで表現
このうち、道の駅「どんぐりの里いなぶ」に隣接する「稲武どんぐり工房」では毎年テーマを変えてユニークな展示を行っており、「福よせびな」の展示が人気を集めている。
年ごとに「東京オリンピック2020」「GoToトラベル」など、旬の話題をテーマにした変わりびなを展示し多くの来場者を楽しませているが、今年は「福よせ団地は大さわぎ!!!!」をテーマに、団地に見立てたひな壇にステイホームの様子をコミカルに表現した。
約400体のひな人形を用いて、団地の各部屋で行われる誕生会や夫婦げんかの様子などを再現。「福よせ公園」と名付けたスペースでは、スタッフと一緒に来場者がひな人形を動かしてオリジナルのひな人形を置くことができる。
旧街道沿いの民家や商店では、各家庭の守りびなやアスリートを模したおひなさまなどが見られ、散策しながらスタンプを集めると抽選で地元の特産品が当たるスタンプラリーにも参加できる。
稲武どんぐり工房の開放時間は9時~17時。入場無料。木曜休館。4月3日まで。