豊田スタジアム(豊田市千石町7)西イベント広場で5月22日、「STREET&PARK MARKET(ストリート&パーク・マーケット)@豊田スタジアム」が開催された。
豊田スタジアムで初開催となったストリート&パーク マーケット
市街地活性化を推進する一般社団法人TCCM(小坂本町)が企画・運営した同イベント。「丁寧にモノをつくる人と丁寧に暮らす人が出会う場所」というコンセプトで、豊田市中心市街地にある「桜城址公園」を会場に毎月第1・第3土曜に開催している。
今回は、開場から20周年を迎えた豊田スタジアムが、多くの市民に休日のスタジアムを親しんでもらおうと、イベントを主催するTCCMに呼び掛け初めて開かれた。
この日は、手彫りの木のスプーンや天然石を使ったアクセサリー、陶器やレザーなどの雑貨をはじめ、蜂蜜や手作りジャムといった食品などの販売ブース、サンドイッチやハンバーガーなどを提供するキッチンカーなど、合わせて56店が出店。
家族連れや友達同士のグループなどが訪れ、矢作川沿いの遊歩道に並ぶ雑貨ブースで一点物の品を手にしたり、店員と会話を交わしたりしながら、お目当ての品を買い求めていた。キッチンカーが並ぶ飲食ゾーンでは、焙煎(ばいせん)コーヒーやカレーなどの香りが漂い、来場者の食欲を誘った。
TCCM統括部長の中井久美さんは「緊急事態宣言下だったのでギリギリまで開催可否の判断を迷ったが、感染対策を徹底した上で開催した。コロナの状況が落ち着いてきたら、もっと開催を増やしていきたいので多くの人に参加してほしい」と話す。