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豊田市福祉センターで「ネガポジ映画祭」 製造業の街で映画作りに挑戦

豊田市福祉センターホールで開催された「とよたNEGAPOSI(ネガポジ)映画祭2024」の様子。

豊田市福祉センターホールで開催された「とよたNEGAPOSI(ネガポジ)映画祭2024」の様子。

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 豊田市内などで製作された自主映画作品を上映する「とよたNEGAPOSI(ネガポジ)映画祭2024」が2月24日、豊田市福祉センター(豊田市錦町1)で行われた。

豊田市福祉センターで「ネガポジ映画祭」 製造業の街で映画作りに挑戦

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 「映画祭」というプラットホームを活用し、中京圏を中心に監督・役者・カメラマンなど「さまざまな才能」をつなぎ、地元で映画・映像が作れる文化土壌を作ることを目的に、2018(平成30)年に活動を始めた市民団体「NEGAPOSI FILM(ネガポジフィルム)」が主催する。

 「とよたいかんぬ映画祭」として2018年に初めて開催され、今年で6回目を迎える。今年は「つくる・つなぐ!つなぐ・つくる!で、『誰もが映画をつくりたくなる街へ!』」をテーマに、3部構成で行った。

 第1部では、ヒューマンドラマやホラー、SFなどのショートムービー5作品を上映し、監督・出演者によるトークセッションが行われ、ホラー作品を手がけた岡田真監督は「どこまで自分でできるのかチャレンジした」と話し、アイフォーンやアイパッドを駆使し、撮影から1人で製作した過程を紹介した。

 新しい環境で自分が何者で、居場所はどこかを探しさまよう人を描いた作品「ぼやけて みえる」を製作した山崎寛郁監督は「香港から帰国後、半年間足助に移住し、すてきな場所だと思いロケ地に選んだ」と話し、豊田での映画作りのエピソードを語った。

 「NEGAPOSI FILM(ネガポジフィルム)」代表の坂本保範さんは「6年目となり上映作品や来場者も増えており、映画を通したつながりの広がりを実感している」と振り返る。「多くの人に映画を作ることに参加してもらい、製作の楽しさを知ってもらうことで、豊田のものづくりに役立てば」とも。

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