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豊田市オールロケの映画「光る校庭」 公開初日に比嘉監督ら舞台あいさつ

「イオンシネマ豊田KiTARA(キタラ)」で行われた舞台挨拶の様子。

「イオンシネマ豊田KiTARA(キタラ)」で行われた舞台挨拶の様子。

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 豊田市を舞台とした映画「光る校庭」が12月1日、「イオンシネマ豊田KiTARA(キタラ)」(豊田市喜多町1)で公開された。

豊田市オールロケの映画「光る校庭」 公開初日に比嘉監督ら舞台あいさつ

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 同作は、短編映画「焦げ。」を手がけた豊田市出身の比嘉一志監督が、コロナ禍の中、豊田市商業観光課などの協力を得て撮影した。

 「行方不明のまま死亡」とされた父を持つ少年=大場智哉が小学5年生の夏、東京から母の実家のある豊田市へ移り住み、転校先の小学校で大病を患うクラスメート=西川翼と出会い、2人の少年と、それぞれの家族の小さな前進を温かく描くひと夏の物語。

 主人公・智哉の母親役を安達祐実さん、祖父役を光石研さんが演じ、大病を患うクラスメート・翼の母親役を「WE  LOVEとよたサポーターズ」の里園侑希さんが演じている。豊田スタジアムをオーディション会場に出演者の選考を行ったほか、西広瀬小学校や足助病院、スタジアム周辺の矢作川堤防道路など市内各所でロケを行った。

 公開初日となった2日、同館では、作品を手がけた比嘉監督、主題歌を担当した大平伸正さん、翼の母親役を演じた里園侑希さんが上映後に舞台あいさつに立った。

 この中で、比嘉さんは「自分が生まれ育った豊田で全編撮影し、温かい家族愛や純粋な少年たちの友情を、豊かな自然の中で描いた。大きなスクリーンで自然豊かな情景や身近な場所を楽しみながら、優しい気持ちになってもらえれば」と呼びかけた。

 同劇場での公開は今月14日まで。

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