「FIA世界ラリー選手権 第13戦 日本大会 フォーラムエイト・ラリージャパン2024」の開催を控え、豊田スタジアム（豊田市千石町7）で7月17日、概要発表会が行われた。

「ラリージャパン」概要発表　山間部SSを3カ所新設へ

　世界三大モータースポーツの一つ「FIA世界ラリー選手権」2024年シリーズの最終戦となる日本大会「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」が11月21日～24日、豊田市をはじめ、愛知・岐阜の各会場で開催される。

　ラリージャパン2024実行委員会の会長を務める太田稔彦豊田市長は、大会コンセプトや最新トピックなどを説明し、昨年との違いとして、山間部にスペシャルステージ（以降SS）を3カ所新設することを発表。「ドライバーやファンの皆さんがフレッシュな気持ちで昨年以上に楽しんでいただけるラリージャパンになるよう準備を進めている。」と話し、「大迫力のデュアルSSを楽しめる豊田スタジアム内の特設コース、紅葉の色鮮やかな山々を感じられる山間部SSなど、現地で観戦いただければ」と呼びかけた。

　ラリードライバーの新井敏弘選手やコ・ドライバーの梅本まどか選手によるトークセッションでは、それぞれの役割についてや、ここまでの世界ラリー選手権を振り返り、新井選手は「ラリージャパンは過去2回ともリタイヤだったが、今年は万全の準備をして完走できるようにしたい」と話し、梅本選手は「（ファンや選手）みんなでお祭りとして楽しみながら、自分自身も結果を残せれば」と、それぞれ大会への意気込みを見せた。

　大会の応援サポーターを務める愛知県の民放テレビ局5社のアナウンサーが登場し、それぞれ大会の見どころや会場での楽しみ方を紹介するなどして、大会の魅力をアピールした。