「豊田浄水特定土地区画整理事業竣工式」が5月17日、浄水町地内で行われた。
事業は、名鉄豊田線浄水駅を中心に浄水町、大清水町、伊保町、保見町の一部を対象とした地区における土地区画整理事業で、1993(平成5)年度から実施しているもの。
同事業が行われてきた浄水地区は、同市中心市街地から北へ約4キロの伊保原台地の北西部に位置し、名鉄豊田線浄水駅を中心とした約156ヘクタールを、同市西部の広域的な生活拠点となるよう都市整備に着手。
2008(平成20)年1月、旧加茂病院が移転し豊田厚生病院として開院したのを機に市街化が急速に進み、事業開始から30年余りの期間を経て、ドラッグストアやスーパーマーケット、飲食店などの商業施設や住宅、高層マンションなどが立ち並ぶ、人口1万2000人ほどが暮らす市街地に発展した。
式典には、太田稔彦豊田市長をはじめ、豊田市議会議長や土地整理事業に関わった豊田市街づくり区画整理協会の杉浦弘高会長、地元選出の国会議員、県会議員市議会議員、自治区関係者、事業に携わった事業者などの代表者らが出席した。
神事に続き、豊田浄水土地区画整理事業組合の深津理事長が、同事業の推進に貢献してきた建設業者や金融機関、コンサルティング会社の代表らに感謝状を贈呈。来賓のあいさつに続き、記念碑の除幕が行われ、30年にわたる土地区画整理事業の完成を祝った。
浄水地区で土地区画整理事業組合の深見理事長は「先代の人たちが苦労をして進めてきた事業がようやく完成したが、これがゴールではない。将来にわたって幅広い世代が安心して暮らせる街になるよう住民が一体となって行政とともに取り組んでいきたい」と話す。