豊田経済新聞の2021年PV(ページビュー)ランキング1位になったのは、今年9月に閉店した松坂屋豊田店のファイナルセールを報じる記事だった。
ランキングは、運営を開始した今年4月1日から12月16日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 9月末閉店の松坂屋豊田店で「感謝さよならセールファイナル」 (9/6)
2. 豊田をまるごと味わうスイーツ「トヨタッツォ」 地元和菓子店が販売 (7/12)
3. ネオパーサ岡崎に「東京ミルクチーズ工場」限定ショップ 西三河初出店(6/30)
4. 豊田・鞍ヶ池公園のリニューアル完了 グランピングや乗馬施設も整備(5/02)
5. キユーピー拳母工場が生産終了 2023年を目途に(7/30)
6. 豊田市駅前「ギャザ」でプレミアム付き「ショッピングチケット」発売(6/23)
7. 豊田市民文化会館駐車場で「あい・あい まるしぇ」(6/7)
8. 豊田の観光農園・ストロベリーパークみふねで「夏のメロンフェス」(7/28)
9. 「瀬戸やきいも こんどう」が豊田市駅前グランドオープン(7/01)
10.閉店まで3カ月 松坂屋豊田店で「感謝さよならセール」始まる(7/01)
PVランキングで1位になった「松坂屋豊田店」(豊田市西町6)は、豊田市中心市街地に位置し、名鉄豊田市駅と愛知環状鉄道新豊田駅を結ぶペデストリアンデッキに直結する駅前のシンボルとして2001(平成13)年に開業。昨年8月に西武百貨店岡崎店(岡崎市)が閉店した後、三河地区唯一の百貨店として営業してきたが、三河地区から百貨店が消滅したインパクトが大きかったと思われる。
2位・3位・9位には、「スイーツ」に関する情報を報じた記事となり、「食」に対する関心の高さがうかがえた。
4位の鞍ヶ池公園リニューアル、7位の「あい・あい まるしぇ」、8位の「ストロベリーファームみふね 夏のメロンフェス」は、いずれも地元お出掛けポットやイベントを報じた記事だった。
地元の魅力発信に取り組む企業や行政の取り組みが印象に残った一年。2022年も地元で起きるハッピーなニュースをいち早く届けていきたい。