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豊田をまるごと味わうスイーツ「トヨタッツォ」 地元和菓子店が販売

豊田産の桃とブルーベリーが口いっぱいに広がるスイーツ「トヨタッツォ」

豊田産の桃とブルーベリーが口いっぱいに広がるスイーツ「トヨタッツォ」

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 豊田市南部の「御菓子司 福寿園」(豊田市和会町)が7月2日、豊田市産フルーツを使った洋菓子「トヨタッツォ」の販売を始めた。

豊田市産フルーツを使った洋菓子「トヨタッツォ」

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 トヨタ自動車上郷工場の南側に店舗を構える同店では、就職のため豊田市に来た人に豊田の魅力が伝わる帰省土産を作ろうと、1996(平成8)年ごろから豊田市産の桃を使った「桃ゼリー」を販売。今年は中元や土産として2万個の販売を見込んでいる。

 この夏も新型コロナ感染症の影響で思うように外出できない状況が続いていることから、豊田産のフルーツを使ったスイーツを食べて笑顔になってもらおうと、一級和菓子技能士で店主の岡田兼明さんが、今年話題を集めているシンプルなパンに生クリームをサンドしたイタリアの伝統菓子・マリトッツォを参考にしたオリジナルスイーツ作りに挑戦。

 マリトッツォはパンの食感が口に残ることから日本人好みの合うように約2カ月間試作を続け、口の中で溶けやすいブッセを用いることを考案。ブッセの生地には同市産の産みたて卵を用い、具材となるフルーツは猿投の桃やブルーベリーを用いるなど地元産にこだわり「トヨタッツォ」と命名した。

 岡田さんは、「WE LOVEとよたの気持ちを込めたスイーツが完成した。コロナ禍で思うように集まれない中、地元産のお菓子を食べて笑顔になってほしい」と話す。

 今後は豊田市産の梨やイチジクを具材にした商品の販売を計画している。

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