とよた市民活動センター(豊田市若宮町1)で1月29日、「プロボノ・プロジェクト 2期生の成果発表会」が開催された。
「プロボノ・プロジェクト2期生」 とよた市民活動センターで成果発表会
豊田市は、市民活動のすそ野の拡大を図るため、プロボノ=社会人ボランティアと、課題を抱える市民活動団体をマッチングし、共働で課題解決を図る「プロボノ・プロジェクト」を2020年度から実施している。
この日は、2021年8月から活動してきた第2期の成果発表が行われ、プロボノ・プロジェクトの2期生15人をはじめ、参加した4団体のメンバーや市の関係者などが参加。会場となった市民活動センターには、参加4団体の発表者が集まり、プロボノ・プロジェクトの2期生は、それぞれの場所からオンラインで参加する形が取られた。
発表会では、プロジェクトに参加した団体が、実施内容や課題、結果報告などをまとめたものを発表したほか、2期生が、取り組んで感じたことや自身の今後のキャリア形成にどうつなげるかなどについて報告。
後期高齢者支援を行う「NPO法人アイリス」の発表では、「コロナ禍でなかなか会うことができず、オンラインでのコミュニケーションが中心ではあったものの、予想以上の成果を上げることができた」と話し、プロボノのメンバーへの感謝の気持ちが述べられた。
プロボノのメンバーからは、「自分が今まで取り組んだことがないことに対し、考えるきっかけとなった」「社外から見た自身の本業に対する想像力が向上した」「より良い人生を送るためのヒントを得た」など、さまざまな感想が聞かれた。