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みよし・生涯学習講座で「靴磨きワークショップ」 実演交えプロの技を学ぶ

「生涯学習春夏講座靴磨きワークショップ」の様子。

「生涯学習春夏講座靴磨きワークショップ」の様子。

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 みよし市図書館学習交流プラザ「サンライブ」(みよし市三好町)で6月3日、「生涯学習春夏講座靴磨きワークショップ」が行われた。

みよし・生涯学習講座で「靴磨きワークショップ」 実演交えプロの技を学ぶ

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 同施設では、市民の学習意欲の高まりに応えようと「生涯学習講座」を定期的に開いており、「生涯学習春夏講座」を5月10日から順次、開講している。

 ワークショップは2回シリーズで行い、事前に応募した男女5人が参加。豊田市駅前の商業施設で靴磨き専門店「T.A.N.S.(タンス)」を出店し、靴クリームブランド「サフィール」公認シューケアトレーナーの本田大士さんが、「大切なモノをより長く」をテーマに実践を交え講義を行った。

 講義の冒頭、汚れ落としのローションをはじめ、馬毛や豚毛ブラシ、革用クリームなど靴磨き用品の取り扱い方法の紹介を交えて靴磨きの一連の作業について説明。その中で、「個人で磨くときに忘れがちだが、靴磨きで重要なポイントは汚れをしっかり落とすこと。丁寧に吹き上げることで革に染み込んだ汚れが浮き上がってくるので、布に汚れが付かなくなるまで拭き上げてほしい」など、靴磨きの基本やコツを解説した。

 続く実技指導で、参加者は持参したパンプスやブーツ、革のバッグなどを、本田さんからアドバイスを受けながら、馬毛のブラシで軽く磨きほこりを落とし、ローションと布を使って革の汚れを取った後、保護用のクリームを塗り、豚毛のブラシで磨くなどして、手順通りに磨き上げた。

 質疑応答では、スウェードの靴の手入れに関する質問に対し、本田さんが「防水スプレーを用いることで雨用の靴としても使える」と答えると、参加者はメモを取るなどして話に聞き入っていた。

 本田さんは「講座を通じて靴磨きに興味を持ってもらい、毎月散髪するように靴磨きを日常欠かせない習慣にしてもらえれば」と話し、講座を担当した同市生涯学習課の廣野さんは「参加者が靴磨きを楽しみながら学んでもらえて良かった」と振り返る。

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