「校内書き初め大会」が1月10日、みよし市立三好丘小学校(みよし市三好丘7)で行われた。
新年を迎え気持ちを新たにするとともに、日本の伝統文化である書道に親しむ機会を設けようと、全校児童が参加して毎年行う同行事。1年生・2年生は硬筆、3年生~6年生は毛筆で、学年ごとに決められた課題を授業や冬休みの宿題で練習し、この日を迎えた。
静かで張り詰めた空気の中、毛筆に取り組む3年生~6年生は書き初め用の長半紙と手本を机に並べ、筆を立てて、「とめ」「はね」「はらい」、文字のバランスなどを意識しながら、一文字一文字、丁寧に書いていた。
今年の課題は、3年生=「げんき」、4年生=「明るい声」、5年生=「四季の風」、6年生=「三河の城」。何枚も用紙を取りに行き、納得がいく作品を書き上げようと挑戦する児童や、豪快な筆使いで書き、用紙に浮いた墨汁を厚紙でふき取り完成させ笑顔を見せる児童の姿もあった。
初めての書き初め大会となる1年生は、約40文字の課題文章をマス目のある用紙に見本を見ながら緊張した様子で書き、書き終わるとホッとした表情を見せていた。
参加した児童は「校内入選を取りたかったので頑張った」「(自己採点は)98点」などと感想を話していた。