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豊田スタジアムで「たこ揚げコンテスト」 150張が新年の空を舞う

豊田スタジアム東イベント広場で開催された「凧あげコンテスト」

豊田スタジアム東イベント広場で開催された「凧あげコンテスト」

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 市民イベント「凧あげコンテスト」が1月5日、豊田スタジアム(豊田市千石町7)で開催された。

豊田スタジアムで「たこ揚げコンテスト」 150張が新年の空を舞う

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 同イベントは、日本伝統のものづくりの推進と青少年の健全育成を図る目的で、NPO法人「矢作川と三河武士フォーラム」が毎年開いているもの。

 2005(平成17)年に開催された「愛・地球博」で大だこを揚げることを目的に結成された「矢作川凧の会」のメンバーが中心となり約25年前にスタートした同イベント。当初は矢作川を挟んで対岸の白浜公園で開催していたが、現在は同スタジアムを会場に開催している。

 コンクールは、バランスの良いたこを作り上げた人に贈る「作品賞」をはじめ、長時間安定して揚げている人に「テクニック賞」、親子で力を合わせて揚げている人に「ふれあい賞」など5つの審査ポイントが設ける。

 当日は、晴天に恵まれたこともあり150組を超える家族連れが参加し、会場のスタジアム東イベント広場では、同NPOが用意したたこを使ってたこ揚げに挑戦する親子でにぎわった。

 参加者は風に乗ってスタジアムの屋根近くまで揚がるたこの様子を写真に収めたり、たこを挙げるために広場を勢いよく走ったりする子どもの姿が見られるなど、新年の伝統行事を楽しむ様子がうかがえた。

 同NPO代表の安藤俊雄さんは「たこは揚力と浮力をうまくつかめば、助走をつけなくても飛ばすことができる。参加することで技術を上達してもらい、たこ揚げの楽しさを世代を超えて共感してもらえれば」と話す。

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