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豊田市中心市街地で「まちなか芸術祭」 全国の作家40人超の作品展示

喜楽亭の展示作品

喜楽亭の展示作品

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 「とよたまちなか芸術祭2025 Stereo(ステレオ)」が現在、旧・豊田市近代と産業のくらし発見館(喜多町4)や喜楽亭(小坂本町1)などで行われている。

まちなか芸術祭

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 街なかの店や文化施設を舞台に、市内外の多くの人にアートを身近に感じてもらおうと、豊田市文化振興財団と豊田市が2020年から毎年開催している同イベント。今年は「Stereo 点のありかを探る」と題し、豊田市内に点在する伝統や文化、自然などの「引き継がれるもの」「発見されるべきもの」を「立体的に」見つめ直した内容になっている。

 喜楽亭には、ガラスのレンズを通して見えないつながりの中にある生命と街の本質を表現した作品や、猿投温泉を象徴する「猿」と、自然の一部でありながら害獣として人間社会と対立する「鹿」で「人と自然の距離」を表現したワイヤ作品など、14組のアーテストによる個性豊かな作品を展示している。

 17日には、喜楽亭近隣の新豊田駅東口駅前広場(通称「新とよパーク」)で関連イベント「Stereo Sound Space 音でみつける街の景色」も開催。アーティスト5組による音楽が披露されると、学校や仕事帰りの人たちが訪れ、会場で販売されている飲食物を片手に心地の良い音楽に浸っていた。

 18日と25日は「アーティスト・トーク・デー」として制作者が在廊し、会場を訪れた人たちが、作品に込められた思いなどをじかに聞きながら理解を深めるなどして観賞を楽しめる。

 10月26日まで。

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