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コンサートホールでオペラ紅白歌合戦 コロナと闘う医療従事者を労う

豊田市コンサートホールで開催された「豊田市制70周年記念クラシックコンサート」の様子。

豊田市コンサートホールで開催された「豊田市制70周年記念クラシックコンサート」の様子。

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 豊田市コンサートホール(豊田市西町1)で1月16日、「豊田市制70周年記念クラシックコンサート」が開催された。

コンサートホールでオペラ紅白歌合戦 コロナと闘う医療従事者を労う

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 同コンサートは、豊田市の市制施行70周年を記念するとともに、新型コロナウイルス感染症対策に尽力している人たちを招き、音楽に触れて心を癒やしてもらおうと企画された。

 当日は、事前に募集していた医療関係者およそ80組と一般の観客合わせて約500人が会場をに訪れ、名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏と共に紅組の腰越満美さん、針生美智子さん、小野綾香さん、白組の宮里直樹さん、宮本益光さん、加藤宏隆さんの男女3人のオペラ歌手による「オペラ紅白歌合戦」を鑑賞した。

 コンサートでは、が紅組と白組が交互に登場し、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」、「勝ちと決まっただと」やビゼーの歌劇「カルメン」より、「諸君らに乾杯しよう」、「恋は野の鳥」など14演目を披露した。

 会場では、紅組の女性オペラ歌手によるソプラノの高音ボイスと男性オペラ歌手によるテノール、バリトンの低音ボイスが響き渡り、観客は、舞台上で曲に込められた思いを表現しながら歌う出演者に見入っていた。

 全てのプログラムが終了すると、NHK紅白歌合戦でも知られる麻布大学野鳥研究部の協力の下、当日配布されたプログラム表を使って勝敗の投票が行われ、表の紅、裏の白を観客が舞台に向かって掲げ、集計が行われた。

 集計中、太田稔彦・豊田市長が舞台に登壇し、記念コンサートが開催出来たできた喜びを述べ、集計が終了し白組が勝利すると、勝利をたたえ太田市長から3人の男性歌手に豊田市産の地酒が贈られた。

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