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豊田市消防本部、メディア事業者と「119番回線不通時の広報」で協定締結

協定締結式の様子。

協定締結式の様子。

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 豊田市消防本部で3月22日、「119番回線不通時における広報に関する協定」の締結式が行われた。

豊田市消防本部、メディア事業者と「119番回線不通時の広報」で協定締結

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 同協定は、119番回線に障害などが発生した場合に、通報がつながらない状況とその対応方法を迅速に市民へ周知する体制を整備する目的として、同市内でケーブルテレビを展開する「ひまわりネットワーク」とコミュニティーFMを運営する「エフエムとよた」が、それぞれ豊田市消防本部と締結したもの。両者は、これまでも非常時に広報を行う覚書を年度ごとに交わしてきたが、恒常的な仕組みにするため、今回、協定を結んだ。

 締結式には、豊田市消防本部の光岡康消防長、ひまわりネットワーク・エフエムとよたの堀井敦社長など関係者6人が出席。協定に関する趣旨説明が行われた後、光岡消防長と堀井社長が、それぞれ協定書に署名し協定が結ばれた。

 指令課の安江与志幸さんは「回線障害などにより119番通報がつながらない場合に、ひまわりネットワークとエフエムとよたの放送を通じて、市民に対して迅速に不通であることを周知でき、市民の不安を和らげ、混乱を抑えることができるのでは」と期待する。

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