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豊田市が舞台の連続ドラマ「おはよう、家族」 豊田カフェで第2話上映会

出演者、スタッフのフォトセッション

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 豊田市を舞台にした連続ドラマ「おはよう、家族」の第2話上映会が1月25日・26日、「つながリビング/豊田カフェ」(豊田市小坂町12)で開催された。

豊田市が舞台の連続ドラマ「おはよう、家族」 豊田カフェで第2話上映会

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 同作品は、山村地域を舞台に、それぞれが問題を抱える東雲(しののめ)一家を主人公に、そこに関わるさまざまな人々との交流を通して、一家が新たな家族として再生していく様子を、移り変わる豊田市の四季の自然とともに描く全3話のホームドラマ。

 長年豊田市で映像制作や映画製作支援に携わり、同作の監督も務める清水雅人さんらが中心となり、2023年7月に企画を立ち上げ、豊田市旭・小原地区を中心にオール豊田ロケで撮影を行っている。

 第2話は、第1話から4カ月ほどがたち、東雲家が新たな家族の形を模索する姿を、長女・結の目線で描いた。妻に先立たれ、生きる気力を失っていた祖父・茂一、エリート官僚だったがパニック障害を発症し引きこもり気味の父・良介らの止まっていた時間が、母・幸子の行動で徐々に動き出す内容。両日とも満席となった上映会では、笑いあり、涙ありの57分間の作品が終了すると、観客から大きな拍手が送られた。

 父・良介を演じた俳優の助川顕太郎さんは「家族みんなが問題を抱えている中、本当の家族になっていく様子、特に母・幸子と長女の結が信頼関係を構築していく姿は見どころの一つ」と話す。長女・結を演じた夢野杏奈さんは「結の周り、東雲家が変わっていく姿、家族の在り方にもいろいろな形があるということが伝わる作品」とアピールした。

 脚本の石黒秀和さんは「血のつながりだけではなく、その村以外の人も含めて一つの家族のように村を支えていくという『自給家族』のコンセプトが今回描いているドラマのテーマ」と語り、清水監督は「そうした社会問題を分かりやすく楽しく伝えられれば」と話す。

 同作品は、ケーブルテレビ局・ひまわりネットワークで4月に放送されることが決まっている。第3話は3月に撮影し、5月公開予定。

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