カネヨシプレイス（みよし市三好町）で1月8日、「令和5年 みよし市20歳の成人式」が行われた。

カネヨシプレイスで「みよし市20歳の成人式」　新たな門出祝う

　みよし市では2022年度、男女合わせて741人が20歳を迎え、「青年が大人になることの自覚を深め、成人として力強く生きていくよう」に激励するため、「20歳の集い」を企画した。

　今回、昨年4月1日に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたため、実行委員会で検討し、「みよし市20歳の成人式」と名称を改め、第1部は北中学校・三好丘中学校区、第2部は三好中学校・南中学校区の対象者が参加する2部構成で開催した。

　第1部の式典では、小山祐みよし市長が395人の参加者に向けて、「道が分かれた時に自分にとって、より困難な道を選んでほしい。それは結果として挫折するかもしれないが、人は成長する上で失敗は欠かせないもの。高くジャンプするためには、より深く沈み込む必要があるように、苦しい時は自分が成長している時と捉えて、夢や希望に向かってその困難を乗り越えてほしい」と激励の言葉を贈った。

　「誓いの言葉」では参加者を代表して、みよし市立北中学校出身の田中球真さんがステージに立ち、両親や恩師、共に過ごした仲間へ感謝の気持ちを伝え、「現在は、将来の夢に向かって日々勉学に励んでいます。大学卒業後は、私を育ててくれたみよし市に恩返しができるよう努力していきます」と、自身の将来について決意を語った。

　式典終了後、久々に会う参加者同士で撮影する姿や恩師と思い出話に花を咲かせる様子が見られた。