チャリティーランイベント「WINGS FOR LIFE WORLD RUN」が5月7日、豊田スタジアム(豊田市千石町7)で開催され、約200人のランナーが快走した。
世界同時チャリティーラン ランナー200人が豊田スタジアム快走
同大会は、脊髄損傷の治療研究を支援する非営利団体「WINGS FOR LIFE 財団」が主催する世界規模で開催されるチャリティーランイベント。スマートフォンアプリを使うことで、世界昼夜問わず同じタイミングで開いているもので、参加者は「キャッチカー」と呼ばれる移動するフィニッシュラインに追いつかれるまで、できるだけ長く走るユニークな形式でレースが行われた。
日本では岩手、宮城、新潟、東京、大阪と愛知の6会場で開催。愛知県では、昨年に続き豊田スタジアムのピッチ周りや外周にコースが設けられた。
当日は、雨が降りしきる中、同市内にキャンパス(スポーツ科学部)を構える中京大学の学生らをはじめ、市内企業に勤務する市民ランナーら約200人が参加。豊田市出身で、カヌー競技でアジア人初の五輪メダリストとして活躍する羽根田卓也選手がゲストランナーとして出場し、世界同時スタートとなる20時のカウントダウンを盛り上げた。
ランナーはピッチ内の大型ビジョンで世界各地のレースの模様が中継で映し出される中、各自のペースで夜のスタジアムを駆け抜けた。