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豊田の老舗人形店、能登半島地震復興支援でチャリティー販売

「石川県の職人が手がけるひな人形の技術を守りたい」と話す店長の加藤浩枝さん。

「石川県の職人が手がけるひな人形の技術を守りたい」と話す店長の加藤浩枝さん。

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 豊田の老舗人形店「山田屋」(豊田市錦町1)が現在、能登半島地震で被害を受けた地域の復興支援として、石川県産のひな人形をチャリティー販売している。

豊田の老舗人形店、能登半島地震復興支援でチャリティー販売

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 1872(明治5)年に創業し、人形とベビー用品を扱う同店では現在、「ひな人形」の販売がピークを迎えている。

 今回の地震で大きな被害を受けた石川県は、漆器や金箔(きんぱく)細工、加賀友禅などの伝統工芸品の生産が盛んで、ひな人形でも用いられていることから、伝統工芸品を手がける職人や文化の復興を支援しようとチャリティー販売を企画。石川県産のひな人形の売上金の一部を復興支援団体に寄付する。

 店長の加藤浩枝さんは「石川県の職人が手がけるひな人形の技術を守るため、少しでも力になればとチャリティー販売を始めた。娘の成長を願い、家族で祝う『ひな祭り』を通して、家族と過ごすかけがえのない毎日の大切さを実感してもらえれば」と話す。

 営業時間は9時30分~18時30分。5月7日まで無休。

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