3月にスカイホール豊田(豊田市八幡町1)で開催された「第4回とよたお笑いグランプリ」で優勝した「暇人太郎(ひまじんたろう)」こと加藤悠さんが4月27日、豊田市役所を訪れ、太田稔彦豊田市長に大会の出場報告を行った。
とよたお笑いグランプリは、さまざまな分野で活動している市民と豊田市で構成する実行委員会が開催する「WE LOVEとよたフェスタ」の目玉コンテンツの一つとして2022年から開いている同コンテスト。
4回目となった今年は、小学生から高齢者までの豊田市在住・在学・在勤の個人・グループ9組がエントリーし、スカイホール豊田メインホール内のステージで行われた決勝戦には、ファイナリストに選出された5組が出場した。当時中学3年生で同コンテストに初出場した加藤さんは、スマートフォンの翻訳機能を活用した逆翻訳をテーマにしたフリップ芸を披露し優勝した。
今回訪問した加藤さんは、豊田市足助地区出身の高校1年生。現在、岐阜県瑞浪市の私立高校のアントレプレナーシップコースで学び、寮生活を送っているため、大型連休に合わせて帰省し、母親の茜さんと共に太田市長へ優勝報告を行った。
太田市長から同コンテスト出場のきっかけを聞かれると、加藤さんは「ウェブニュースの配信で流れてきた『お笑いグランプリ』開催の記事を見つけた。お笑いを見るのが好きで、中学生が出られる機会はなかなかないので、一回くらいはコンテストに挑戦してみたいと思い応募した」と説明。優勝賞金の使い道について聞かれると、「優勝した当日に母親と焼き肉を食べた」と答え、親子で優勝の喜びを分かち合ったエピソードを紹介した。
フリップ芸のテーマについては、逆翻訳という文化を使ってネタ作りに取り組んだと話し、「スマートフォンの翻訳機能は完璧じゃない。対応しない言語を見つけ出すのが楽しい」と話し、新たなネタの創作や次回のコンテスト出場について意欲を示した。
このほか、高校生活や将来の目標などについて聞かれると、「まだ夢が見つからないので、それを探すために今の高校に入った。経営者と座談会を行ったりしている」などと答え、親元から離れて過ごす高校生活を楽しむ様子がうかがえた。
加藤さんは「お笑いグランプリの優勝で、(中学の)校長先生の前で芸を披露することになったが、まさか市長の前でも披露するとは思わなかった」と笑顔で話し、報告を締めくくった。