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豊田市、フォーラムエイトと「都市のデジタルツイン」で連携協定

協定を締結した太田稔彦豊田市長(写真左)とフォーラムエイトの伊藤社長(写真右)。

協定を締結した太田稔彦豊田市長(写真左)とフォーラムエイトの伊藤社長(写真右)。

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 豊田市役所で3月15日、「デジタルツインによる接続可能な都市の実現に向けた連携協定」締結式が行われた。

豊田市、フォーラムエイトと「都市のデジタルツイン」で連携協定

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 同協定は、ソフトウエアパッケージ開発技術を基盤とし、土木・建築設計を支援するソフトウエア・技術サービスなどを提供するフォーラムエイト(東京都港区)と同市が、持続可能な都市の実現に向けて「デジタルツイン」を活用し、連携することを目的に締結したもの。

 デジタルツインとは、インターネットに接続した機器などを活用して建物や道路などのインフラ、車や人の流れなど、さまざまな現実空間の情報を取得し、サイバー空間内に現実空間の環境を再現したものを指す。同協定には「デジタルツインの構築に関すること」をはじめ、「人工知能(AI)の活用について」「デジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成に関すること」など、多岐にわたった内容が盛り込まれている。

 締結式には、太田稔彦豊田市長とフォーラムエイトの伊藤裕二社長らの関係者が出席し、協定書への署名が行われた。あいさつに立った太田市長は「現実空間と仮想空間を組み合わせて、さまざまな社会課題を解決に結びつけるという意味で豊田市にとって非常に重要な協定を締結した。最新の技術を駆使した先進的な取り組みにつなげていきたい」と述べ、期待を寄せた。

 伊藤社長は「先進的なDX施策を推進し、サステナブルな都市の実現に向けて協力していきたい」と、豊田市との連携をさらに深めていく考えを強調した。

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