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豊田市駅前コモ・スクエアが「愛知Greenでんき」導入 矢作川で作った電気でCO2削減へ

「愛知Greenでんき」の購入契約証明書を手にする豊田市駅前通り南開発の中村礼二 執行役員と中部電力ミライズ岡崎営業本部の藤井令子 課長。

「愛知Greenでんき」の購入契約証明書を手にする豊田市駅前通り南開発の中村礼二 執行役員と中部電力ミライズ岡崎営業本部の藤井令子 課長。

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 ホテル、スポーツジム、飲食店等が入居する豊田市駅前の複合商業施設「コモ・スクエア」(豊田市喜多町2)が4月1日、「愛知Greenでんき」を導入し、CO2フリー電力の使用を始めた。

豊田市駅前コモ・スクエアが「愛知Greenでんき」導入 矢作川で作った電気でCO2削減へ

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 「愛知Greenでんき」は、中部電力グループが所有する豊田市山間部にある第二矢作ダムや越戸ダム、黒田ダムなどの愛知県内の21カ所の水力発電所で作った電気を、愛知県産のCO2フリー電気として販売する取り組みで、中部電力ミライズが3月にサービスを開始した。

 同サービスは、名古屋・栄の「中部電力 MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔)」をはじめ、環境問題への改題解決に取り組む県内5つの事業者が導入しており、複合商業施設として唯一の事業者として同ビルが導入を決めた。

 今後は、館内で使う電力の100万キロワット分に同サービスで提供されるCO2フリー電気を活用していく。

 豊田市駅前通り南開発執行役員の中村礼二さんは「矢作川の水力発電所などで作られた地元産の電気を活用することで、自然と調和した豊田市を代表する駅前複合商業施設として、カーボンニュートラルに向けた取り組みを行う」と話す。

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