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豊田・勘八峡周辺で「平戸橋桜まつり」 満開の桜の下でステージ発表も

平戸橋いこいの広場の様子。

平戸橋いこいの広場の様子。

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 平戸橋公園(豊田市平戸橋町)一帯で4月1日、「平戸橋桜まつり2023」が開催された。

豊田・勘八峡周辺で「平戸橋桜まつり」 満開の桜の下でステージ発表も

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 同園一帯は「勘八峡」と呼ばれ、1927(昭和2)年に愛知県の新十名所の一つに選ばれるなど、春の桜、秋の紅葉と県内でも有数の景勝地として親しまれている。

 毎年この時期は、平戸橋いこいの広場をメイン会場に、豊田市民芸館、民芸の森、前田公園で、多くの人に桜を楽しんでもらおうと、「平戸橋桜まつり」が行われている。

 27回目の開催となった当日は満開の桜が咲き誇り、会場には地元住民を中心に多くの人が訪れ、キッチンカーで販売されている、焼きそば、炭火焼きフランクフルト、綿あめなどを食べながら、さまざまな催しを楽しんだ。

「いこいの広場」の野外ステージでは、地域のダンススクールの生徒によるヒップホップダンスや杜若高校吹奏楽部・ダンス部などのパフォーマンスなどが披露され、子どもたちの発表を写真や動画に収めようとカメラを構える保護者らでステージ前は盛り上がりを見せた。

 豊田市民芸館では、ガス窯陶芸や絞り染め、トンボ玉作りなどを体験することができるブースも用意。このうち絞り染め体験では、スタッフに手順を教わりながら三角形に折り畳んだ手ぬぐいにオレンジと緑色の染料を染み込ませ、水洗いをして、きれいに花の形の模様が浮かび上がると、喜び合う親子の様子も見られた。

 このほか会場では、芝生の上にレジャーシートやテントを敷いてキッチンカーで購入したものを食べながら満開の桜を楽しむ家族や、桜の下でピカピカのランドセルを背負った新1年生の姿を写真に収める保護者の様子も見られるなど、来園者は春の訪れを思い思いに楽しんだ。

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