「MIYOSHI福祉まつり2023」が12月9日、みよし市福祉センター（みよし市三好町）などで開催された。

みよし市福祉センターなどで「福祉まつり」　市社協が地域共生目指し初開催

　コロナ禍で活動制限をされたボランティア団体をはじめとする市内諸団体の演奏や活動発表などの機会を通じて、互いの理解を深める地域共生社会の実現を目指し、みよし市社会福祉協議会が主催して、今年初めて開いた。

　晴天にも恵まれ、絶好のイベント日和となったこの日は、福祉センターと、隣接する障害者福祉センターを会場に行われ、施設の利用者や地域住民などが来場した。

　会場では、日頃の練習の成果を発表するステージイベント、オリジナルの缶バッチ作りや砂を使って描くサンドアートが体験できるワークショップコーナー、パラスポーツ「ボッチャ」の体験コーナー、弁当や軽食の販売などが行われた。

　ステージ発表は、各団体が個性的な発表を行った。クリスマスが近いことにちなんだ楽曲やドラマの主題歌など来場者に耳なじみのある楽曲を演奏するグループのほか、ゲームキャラクターの衣装に身を包んだメンバーが「マツケンサンバ」を演奏して会場から大きな拍手が起きるグループなどもあった。

　「挑戦！みよしレコード！100人ハイタッチ」と題し、参加者やスタッフ、ボランティアなどがみんなでハイタッチをつなぎ100人を目指す企画も展開。参加者全員でカウントしながらハイタッチをしていき、100人を達成すると、大きな拍手とともに参加者全員で記録達成を祝った。

　併せて、「みよし市社会福祉大会」も開催。福祉団体の職員や委員、役員として、社会福祉の推進に長年貢献した人に感謝状を贈った。