「給食de SDGsフェスタ」が1月25日、おかよし交流センター（みよし市ひばりヶ丘2）で開催された。

みよしで「給食de SDGsフェスタ」　学校給食オリジナルレシピ表彰も

　身近な「給食」や「食」を通してSDGsについて多くの人に知ってもらう機会をつくろうと、今回初めて開いた同イベント。当日は、施設内で「食べる」「学ぶ」「体験する」など、カテゴリーごとに催しを展開した。会場では、実際に市内の給食で提供されているカレーの試食や子ども向けのクイズラリー、名古屋グランパス食育アドバイザーによる食育講演会、キッチンカーでの飲食の提供などが行われた。

　食生活を診断できるブースでは、机に並べられたさまざまな食品サンプルの中から、自分が最近食べたメニューを盆にのせて受付に渡し、そのメニューで足りていない栄養素を診断。参加者の中には、デザートの取りすぎで総脂質が多すぎる人や野菜が足りていない人もいて、栄養指導を受ける人の姿も見られた。

　併せて、昨年開催された「学校給食オリジナルレシピコンテスト」「SDGsフォトコンテスト」の表彰式も行われ、小山祐みよし市長、増岡潤一郎教育長、SDGsパートナー参加企業の関係者などが出席した。

　施設のホールで行われた学校給食オリジナルレシピコンテストの表彰式では、昨年9月に行われた2次審査で賞が決まった受賞者に小山市長が祝福の言葉を述べるとともに、それぞれ賞状と副賞が手渡された。

　「みよしの野菜で！　和風ラタトゥイユ丼」のレシピを考案し、学校給食オリジナルレシピコンテストで市長賞を受賞した水野勇作さんは「受賞できると思っていなかったのでうれしい。（給食で提供されたら）栄養満点なので、ぜひおいしく食べてもらえれば」と話す。