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少年院経験者らが語る番組「コウセイラジオ」制作陣 放送文化基金賞で特別賞

パーソナリティーの芳賀美幸さん(中日新聞記者・写真右)と高坂朝人さん(NPO法人再非行防止サポートセンター愛知理事長・写真中央)、小笠原禎志プロシューサー・ディレクター(エフエムとよた営業局長・写真左)。愛知少年院にて。

パーソナリティーの芳賀美幸さん(中日新聞記者・写真右)と高坂朝人さん(NPO法人再非行防止サポートセンター愛知理事長・写真中央)、小笠原禎志プロシューサー・ディレクター(エフエムとよた営業局長・写真左)。愛知少年院にて。

 過去1年間に放送、配信された中から優れた番組、個人、グループなどを表彰する「第52回放送文化基金賞」が6月9日に発表され、推薦委員による特別表彰で、エフエムとよた(豊田市若草町3)で放送する「コウセイラジオ~break through the wall~」の制作陣が特別賞を受賞した。

少年院経験者らが語る番組「コウセイラジオ」制作陣 放送文化基金賞で特別賞

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 同番組は、社会復帰を意味する「更生」と、「公正」な情報が届けられることで非行少年や家族らの当事者が社会に立ちはだかる壁を乗り越えるとともに、地域住民の心の壁をなくしていくという思いを込めて2022年10月に放送開始。

 中日新聞社・記者の芳賀美幸さんと非行当事者の社会復帰を支援するNPO法人理事長の高坂朝人さんがパーソナリティーを務め、同局パーソナリティーの後藤ゆかさんが少年院生がつづった詩の朗読などのナレーションを担当している。

 今回、「コウセイラジオ」の番組制作陣が受賞した特別賞はメディア環境が大きく変化する中、放送の未来を切り開き、新たなメディア文化創出にチャレンジする取り組みを表彰し、その可能性を積極的に応援する目的で、第51回(2025年)に設けられた特別表彰で、今回で2回目となる。

 放送文化基金は、特別賞の選考理由について、「更生を目指す当事者の声をラジオという媒体の特性を生かして社会へ届け、偏見や孤立の壁を越えようとする取り組みであること、番組が当事者の意思を社会につなぐ架け橋としての機能を果たしている点は高く評価できる」としている。

 52回目を迎えた放送文化基金賞には、NHKや全国の民放テレビ・ラジオ局、配信会社などから317件の応募、推薦が寄せられた。愛知県内からは、ドキュメンタリー部門でメ~テレ(名古屋テレビ放送)制作のドキュメンタリー番組が奨励賞、エンターテインメント部門ではCBCテレビ制作の番組が最優秀賞に選ばれている。

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