豊田市立駒場小学校(豊田市駒場町)で6月9日、「異文化理解学習授業」が行われた。
「第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会」の開催を契機に、アジア圏出身の外国人講師による文化・言語体験を通じて、児童・生徒が多様な文化や価値観に触れ、国際理解と多文化共生への関心を深めるため、豊田市が実施している同授業。豊田市立の小中学校計103校で、6月1日~来年1月26日、小学校5・6年生と中学校全学年を対象に、アジア各国・地域に関する異文化理解学習を行っている。
同日は、同小5・6年生の約130人が参加し、台湾出身の外国人講師を招いて授業が行われた。
名古屋大学大学院・招聘(しょうへい)教員の磯野正典さんの進行で始まった授業では、「アジアと聞いて思い浮かべることは何?」と児童たちに思い浮かぶことを書き出させた後、講師を務める台湾出身の名古屋大学大学院の留学生、ホウ・チューンハンさんを紹介。続いて、台湾の文化や生活、日本との違いなど、クイズを交えて紹介した。
中でも、台湾に関する3択クイズでは、「台湾で買い物をした時にもらう『レシート』は宝くじになっており、日本円で4,500万円以上が当たることがあること」「台湾では地元メーカーの車がたくさん走っていること」など興味深い内容で、児童たちも興奮気味に答えた。
その後、台湾式の「じゃんけんぽん・あっち向いてホイ」や、片手指での「6」から「10」までの数え方、台湾の小学校生活、日本に来て驚いた文化の違いなど、ホウさんが自身で感じたっことを児童に語り、最後は、「夢をあきらめないで 世界は可能性でいっぱい」とスライドに表示し、「怖がらないでチャレンジすること、世界に目を向けよう」と児童に訴えた。
最後の質疑応答では、児童から台湾に関するさまざまな質問にホウさんが答え、予定時間を超える熱のこもった授業になった。