「第43回 豊田市中学生の主張発表大会」が6月13日、豊田市民文化会館(豊田市小坂本町12)で開かれた。
豊田市民文化会館で「中学生の主張発表大会」 市内中学生が思い込める
日常生活の中での思いや考え、気づきを自分の言葉で表現することを通して、中学生に社会の一員としての自覚と行動を促すことを目的に、毎年この時期に行われている同大会。今回は、「奏でよう 想(おも)いを 声を 未来へのバトン」と題し、市内28校・4522点の応募作品の中から選ばれた10点の作者が参加し、自分の思いを来場者の前で披露した。
発表に先立ち、豊田市青少年健全育成推進協議会の甲村敬司会長は「緊張してもいいので、自分の言いたいことを伝えてほしい」と話し、来場者に向けても、「皆さまも中学生の子たちの思いを受け止めてあげてください」と呼びかけた。
事前の抽選で決まった順番で壇上に上がった発表者は、「ブラジル人学校と日本の学校の違い」「反抗期における親との関係」「自分を信じることの大切さ」などのテーマで書き上げた作文を発表した。中でも、双子として生きてきて、双子故の思いを発表した生徒は、自身と妹の名前をかけ合わせたニックネームで呼ばれることに引っかかりを感じ、自分たちはそれぞれ個性を持った違う人間であることを説明。そうした経験から、「一人一人の違いを認め、個性を大切にできる人間でありたい」と力強くスピーチすると、会場から大きな拍手が送られた。
発表後に行われた指導講評では、金澤茂樹審査員長が「自分の思いや考えを自分の言葉で伝えようとしている姿が印象的だった。聞いている私たちも、さまざまなことを考えさせられた。この経験をこれからにつなげてほしい」とねぎらいのの言葉を贈った。
今大会の上位5人に贈られる優秀賞に選ばれた作品は、愛知県の西三河地区作文審査会に提出される。