豊田市白浜公園（豊田市白浜町）をはじめ、市内各所で1月8日、「第53回豊田おいでんまつり」が開催された。

「豊田おいでんまつり花火大会」　分散して4年ぶりに開催

　同まつりは、豊田市夏の風物詩として、毎年7月末に開催されているもので、本年度は東京五輪の開催に伴い、昨年9月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催が見送られ、台風による中止と合わせて4年連続で総踊りが開催中止となっていた。

　今回は、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が見送られたものの、少しでも地元の祭りを感じてもらおうと、打ち上げ場所を分散させる形で花火大会を開催した。

　当日は18時40分から約20分間、豊田スタジアム横にある白浜公園や豊田市運動公園（井上町）など、市内11か所から一斉に花火が打ち上げられた。

　このうち白浜公園では、大小さまざまな花火が連続して打ち上がるスターマインを皮切りに、赤や緑、青など色とりどりの花火や「ひまわり」「ハート」の形をしたものなど、個性豊かな花火が打ち上げられた。

　会場では、空を見上げていた観客から拍手や歓声が上がり、4年ぶりに開催された「おいでんまつり花火大会」を楽しむ姿が見られた。