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みよし・カネヨシプレイスで「あいちアール・ブリュット サテライト展」

「あいちアール・ブリュット サテライト展」を見学する大村秀章愛知県知事ら。

「あいちアール・ブリュット サテライト展」を見学する大村秀章愛知県知事ら。

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 「あいちアール・ブリュット サテライト展」が1月17日~21日、カネヨシプレイス(みよし市三好町)で開催された。

みよし・カネヨシプレイスで「あいちアール・ブリュット サテライト展」

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 「あいちアール・ブリュット」は、愛知県内の障がいのある人の芸術・文化活動を通じて、障がいのある人の社会参加を促進し、社会全体の障がいへの理解が深まることで障がいの有無を超えた交流が広がることを目指す活動。

 愛知県では、障がいのある人のアート作品を展示する「あいちアール・ブリュット展」を2014(平成26)年度から開いており、今回は三河地方の人にも気軽に作品を見てもらおうと、みよし市で初めてサテライト展が開かれた。

 会場には、あいちアール・ブリュット展の優秀作品30点と、みよし市内の事業所に通っている38人の作家による絵画や造形物などの作品を展示。このうち、和田基希さんによる作品は、トイレットペーパーの芯や、ストロー、セロハンテープなどで作られたさまざまな種類の鉄砲で、可動式の引き金や、ストローの弾を装?(そうてん)することができるリボルバーのシリンダーなど、細部にまでこだわっている。

 「ART LAB(BLUE+)」に通う山之内巧さんの作品は、目の前に座った人と会話をしながら、その人の似顔絵を八つ切りの画用紙に6Bの鉛筆で描くもの。顔の特徴や髪型、服の模様まで詳細に描き込まれているほか、表情やポーズなどから、その人の人柄も伝わる作品が並ぶ。作品の下に掲示された実物の写真と似顔絵を見比べながら、じっくりと鑑賞する人の姿も見られた。

 最終日の21日には、大村秀章愛知県知事が訪れ、担当者から各作品や作家の解説を聞きながら会場を巡った後、折り紙のワークショップを体験した。

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