豊田・猿投地区の観光農園「ストロベリーパークみふね」（豊田市御船町）で5月11日・12日の2日間、「ストロベリーフェス2024」が開催される。

豊田・猿投地区のイチゴ狩り農園で「ストロベリーフェス」

　同園は2021年、太啓建設のグループ企業「TAIKEIファーム」（東梅坪町10）が、農産物の6次産業化や農業体験を通じた地域貢献への取り組みとして開業。栽培方法「高設ゆりかご」を導入し、イチゴの「紅ほっぺ」「章姫」、白みがかった希少品種の「エンジェルエイト」を栽培し、ハウス内は全床コンクリート張りで広々した通路を設け、車いすやベビーカーにも対応している。

　同イベントは、イチゴの収穫シーズンが終わりを迎える時期に「地域への感謝の気持ちを表したい」と同園が今年初めて企画した。

　当日は、同園で収穫されたイチゴの量り売りやタマネギの詰め放題、イチゴジュースや加工品などの販売、豊田大谷高校ダンス部によるパフォーマンス、菓子投げなどを行う。

　スタッフの高橋さんは「今まで来園したことがない初めての人や幅広い世代の人にも楽しめるので、この機会に遊びに来てもらえれば」と話し、カフェ店長の梁瀬さんは「地域の皆さんに対する感謝を込めて、地元の人たちと一緒にステージイベントや菓子まきなどを行う。イベントを楽しみながら、イチゴを味わってもらえれば」と来園を呼びかける。

　開催時間は10時～16時。入園無料。